「ダイエットしたいけど、なかなか続かない…」
そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか？
実は、ダイエットの成功には「脳」が大きく関わっているんです。今回は、脳科学者として知られる中野信子さんが実践した驚きのダイエット法をご紹介します。なんと17kgもの減量に成功したその方法とは？
中野信子さんが17kgのダイエットに成功した理由
まずは、なぜ中野信子さんがダイエットに挑戦したのか、その理由から見ていきましょう。
中野信子さんがダイエットを決意したのは、趣味のスキューバダイビングを思う存分楽しみたいという思いからでした。スキューバダイビングをより快適に楽しむために、体重を落とす必要があったんですね。
中野さんといえば、以前はふっくらとした印象でしたが、最近ではフェイスラインもシャープになり、見た目も別人のように変わりました。その変化に驚いた方も多いのではないでしょうか？
脳科学者が実践した3つのダイエット方法
中野信子さんが実践したダイエット方法は、脳科学の知見を活かした独自のものです。具体的には以下の3つの方法を組み合わせていました。
1. 脳をだますテクニック
脳科学者らしい方法がこれ。食事の前に「私はもう食べた」と思い込むだけで、食事量を2割もカットできるそうです。
中野さんは「食べる前に”ごちそうさま”と言って脳をダマす」という方法も実践していました。これは脳に「満腹感」を先に与えることで、実際の食事量を減らす効果があるんです。
脳科学の研究によると、自分が食事をしたことをリアルに想像するだけでも、想像しなかった場合と比べて食べる量が20％も減ったという結果があるそうです。これは空腹を紛らわせることで、「満たされた！」と脳がだまされて、食欲をストップさせる効果があるんですね。
2. ポケモンGOで楽しくウォーキング
ダイエットで大切なのは、ストレスをためないこと。中野さんは「痩せようと頑張りすぎると実に逆効果になる」と指摘しています。
減量に集中しすぎると脳が疲れて、それを癒やそうとして食欲が増してしまうんです。そこで中野さんが取り入れたのが、ウォーキング中に「ポケモンGO」を楽しむという方法でした。
ゲームを楽しみながら歩くことで、運動しているという意識が薄れ、ストレスなく体を動かせるんですね。このように生活の中に楽しみを取り入れて、ストレスを減らしたことが、ダイエット成功の秘訣だったようです。
あなたも好きなことをしながら運動できる方法を見つけてみませんか？
腸内環境を整える酪酸菌の力
3つ目の方法として、中野さんは酪酸菌のサプリメントを活用していました。
酪酸菌には、GLP-1というホルモンを作り出す働きがあります。このホルモンは血糖値の上昇を抑えて食欲をコントロールする効果があるんです。
腸内環境を整えることで、自然と食べ過ぎを防ぐ体質になれるんですね。私たちは無意識に「食べてください！」と脳から命令されると、つい食べ過ぎてしまいます。でも、腸が「もう大丈夫」と脳に伝えられれば、食べ過ぎを防ぐことができるんです。
その鍵となるのが酪酸菌なんですね。
規則正しい生活が脳と上手に付き合うコツ
中野信子さんは「規則正しく健全な生活が、脳と上手に付き合うコツです」とも語っています。
脳科学の観点から見ると、ダイエットの成功には「脳をだます」だけでなく、脳が正常に機能するための環境づくりも重要なんです。
例えば、決まった時間に起きて、決まった時間に食事をとる。こうした「儀式」を行うことで、脳は次に何が起こるかを予測できるようになります。これは仕事の効率アップにも役立つテクニックなんですよ。
「決まった儀式」で脳のスイッチを入れる
中野さんは著書の中で、仕事や勉強をするときに「決まった儀式」を行うことで、脳が準備を始め、集中力が高まると説明しています。
この「儀式」は、おいしいコーヒーを淹れる、机の上の整理整頓をするなど、何でも構いません。これを習慣にしていくことで、「これから始まるぞ」ということが脳に伝わり、効率が上がるそうです。
同じように、ダイエットにも「儀式」を取り入れることで、脳に「これから健康的な食事をとる時間だ」と認識させることができます。
まとめ：脳を味方につけてダイエット成功へ
中野信子さんの17kgダイエット成功法をまとめると、以下の3つがポイントでした。
- 脳をだますテクニックを活用する
- ストレスをためない楽しい運動を取り入れる
- 酪酸菌で腸内環境を整える
ダイエットの成功には、脳と上手に付き合うことが重要なんですね。脳科学の知見を活かした方法で、あなたも無理なくダイエットに挑戦してみませんか？
みごと17キロのダイエットに大成功し、素敵な女性に変身した中野信子さん。きっと今年の夏には、綺麗な海に潜ってスキューバダイビングを楽しむ日も近いことでしょう。
